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建てた後の後悔 第1位「収納と間取り」について

2019.8.25

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このアンケートは、「新建ハウジング」という住宅業界専門誌が、
家を建てた方を対象に、
建ててから後悔していることについて調査した結果なのですが、
どうやら数多くの方が「収納・間取り」について不満をお持ちであるようです。

しかも、建てた直後であるにもかかわらず、
なんと!?70%を上回る方が不満を持っているとのことでした。

この結果から分かることは、
現在建てられている最も一般的な間取りは、
動線や収納を含め、家の使い勝手が非常に悪い・・・
ということを象徴しているということではないでしょうか?

こんにちは!
SIMPLE NOTE 高崎スタジオを運営しております、
株式会社ウッドプランの中村伸司です。

例えば、収納に関しては、
おそらく多くの方が、実際暮らし出してみると、
思いのほか収納が使いにくかったり・・
あるいは、あって欲しいところになかったり・・
あるいは、そもそも足りてなかったり・・
そして、そのせいでリビングが全く片付かなかったり・・
どんどんモノが増えてリビングが狭くなってしまったり・・
ということを実感していると思います。

✔収納に不満を持ってしまう3つの理由

その1:1階に収納が少ない(ない)

収納は、ないよりはあった方がいい。
そして、出来ることなら、なるだけたくさん作りたい。
誰もがそうお考えになることでしょう。

しかし、一般的な2階建てのお家にしてしまうと、
2階のスペースはたっぷり余るものの、
逆に1階はスペースが全く余らないため、
1階に収納が少なく、逆に2階に収納が多い家になってしまいます。
圧倒的にいる時間が長いのは1階であるにもかかわらず、です。

また、それに加えて、
当たり前のように子ども部屋も2階につくるため、
子供たちのモノが必然的にリビングやダイニングに
散乱してしまうことになります。
1階の少ない収納だけでは、とてもじゃないけど収まりきらないですからね。

その結果、
リビングが散乱することに加えて、
収納の中は、荷物がギュウギュウ詰めに込まれ、
どこになにがあるか分からなくなるし、
ちょうどモノが置きやすい高さにある
キッチンカウンターやダイニングテーブルの上は、
収納に収まりきらない荷物や書類で溢れかえってしまいます。

また、いつも着る服をダイニングチェアーに掛けるようになったり、
いつも使う鞄をダニングチェアーの上に置いたりするようになり、
いつの間にかダイニングテーブルでは、
食事をとることすら出来なくなってしまいます。

その2:無駄に奥行きが深い小さな収納を作ってしまう

無駄に奥行きが深い小さな収納を作ってしまうのも、
実は、モノや出費を増やす原因にもなってしまいます。

というのも、奥行きが深い収納は、
手前にモノが置けるスペースが出来てしまうため、
知らず知らずの間にそこにモノを置いてしまうからです。

となると、奥に置いたものが取り出しにくくなり、
やがて、奥に置いてあるものが何だったかを忘れ、
同じモノをまた買ってしまうようになります。
これぞ、まさに無駄な出費ですね。

つまり、奥行きの深い小さな収納は、
モノを無くしやすく、そのため出費が増えやすくなるし、
奥のモノを取り出すのに手間がかかるし、
再び片付けるのにも、さらに余分な手間がかかってしまう、
収納となってしまうんですよね・・・

その3:通り抜け動線をつくってしまう

そして、収納不満に陥る3つ目の原因が、
“通り抜け動線”にしてしまうことです。
土間収納を家族用玄関として通り抜けようとしてみたり、
土間収納→パントリー→キッチンと通り抜けようとしたりする動線のことですね。

通り抜け動線は確かに便利であると思いますが、
収納の中に通路をつくることになってしまうため、
収納量が激減してしまい、
収納不足に陥りやすくなるという欠点も持っています。

まー、分かりやすくお伝えすると、
通路が出来てしまった分、収納の中の壁の量が減ってしまい、
結果、棚をつくる場所が減ってしまうというわけですね。

いかがですか?

片付けやすく、片付けの手間をカット出来、
かつ、スッキリ片付いた住まいを維持するためには、
収納は、必要なところに必要な分量があることが大切です。
また、収納のつくり方をしっかり考えることが大切です。

あなた自身が、一生暮らしていくお家を、
いつまでも使いやすくするためにも、
また快適に過ごしていただくためにも、
プランをする前に、間取りづくりの正しい知識を身に付けてくださいね。

それでは、、、

シンプルノート高崎スタジオ
(株)ウッドプラン 

〒370-0857 群馬県高崎市上佐野町824-3
電話 027-326-2348

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