2019.6.4
現在、原則として国民年金は65歳から受け取ることが出来、
厚生年金は生年月日に応じて60才以降から受け取ることが出来るようになっているのですが、
おそらく今後は、この受給開始年齢がどんどん引き上げられていくことになるでしょうし、
年金額だって、どんどん少なくなっていく可能性があります。
それゆえ、たとえ給料が大幅に下がることになったとしても、
一生現役で働いていくつもりでいなければいけないのはもちろん、
IDECO(個人型確定拠出年金)や生命保険などを利用し、お金を上手く運用することで、
不足が予想される老後資金を自分自身で積み立てていく必要があります。
こんにちは!
SIMPLE NOTE 高崎スタジオを運営しております。
株式会社 ウッドプランの中村伸司です。
つまり、これからの時代は自分自身の今後の生活のために、
今まで以上にお金を残していかなければいけないということなのですが、
そうなれば、自ずと自由に使えるお金(可処分所得)が減ってしまうことになります。
そして、家づくりの予算に対する考え方も変えるようにしなければいけません。
まず、第一に考えるようにしなければいけないことは、
家に負担を掛けすぎないということです。
一生に一度の買い物ですし、せっかく建てるんだから、
なるだけ思い描く理想を叶えたい・・と考えるのが家づくりです。
また、インターネットという手段によって、いとも簡単に情報や画像が手に入るため、
夢が膨らみやすくなってしまい、それに伴って予算も上がりやすくなってしまうのも、
現代の家づくりの大きな落とし穴です。
しかしながら、家を建てたからといって、
後の全てが犠牲になってしまっては元も子もありません。
家を建てても旅行に行ったり、テーマパークに遊びに行ったり、
自分の趣味を満喫したり、コンサートに行ったり、好きなものを買ったり出来ないのでは、
ストレスばかりが溜まってしまうことになりますし、
ましてやメンテナンス費用だって必要になるし、
なにより老後資金を自分で準備していかないといけないわけですからね。
ですから、まずはあなた自身の予算をしっかり把握して、
その予算に合わせた土地を選び、家を建てるようにする必要があるんですよね。
そしてもう1つ大切なことが、
将来余分なリフォーム費用がかからない家にすることです。
家に負担をかけないということを間違えて捉えてしまうと、
将来、余分なリフォーム工事をしなければいけないだけじゃなく、
余分な増築までも強いられることになってしまいます。
余分なリフォーム工事とは、耐震補強や断熱補強であり、
余分な増築とは、1階に部屋を増やしたり、洗濯干場を作ったりなどの増築工事です。
あなたがそうであるように、あなたの子供たちは、やがて家を出てゆき、
自分で所帯を持ち、自分で家を建てるようになります。
つまり、子供たちの部屋はいつまでも必要じゃないということです。
また、あなたもいつまでも若いわけじゃなく、
やがて足腰が弱ってしまうかもしれないので、
その時にも備えた家にしておく必要だってあります。
これからの時代は家もお金同様に、今の状況だけを考えて計画してしまうと、
将来に予想だにもしなかったしわ寄せがやってきてしまうことになります。
そしてそのせいで、不便な暮らしか貧しい暮らしのどちらかを
選択しなければならなくなってしまうことになります。
そうならないためにも、間違えた家づくりだけは
絶対にしないように充分に気を付けていただければと思います。
それでは、、、
シンプルノート高崎スタジオ
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