2019.5.24
少子高齢化という言葉
今更説明する必要はありませんね。
令和元年を迎えた日本は
世界中のどこの国も経験したことない
超少子高齢化へと世界で1番最初に
突入しています。
こんにちは!
SIMPLE NOTE 高崎スタジオを運営しております
株式会社ウッドプランの家創りコンサルタント 中村ひろみです。
2025年問題まであと6年
超少子高齢化の影響がじわりじわりと
私たちの生活全般を包み込もうとしています。
その第1弾が人口が圧倒的に多い
団塊の世代が65歳以上を迎える2025年問題です。
あと6年で20歳~65歳の現役世代の1.8人で
1人の高齢者を支える日がやってくるのです。
特に年金問題は深刻で
20年以上前から
将来、年金がもらえなくなる
可能性があるといわれてきました。
それは、なぜか?
日本の年金制度は「賦課方式」を採用しています。
賦課方式とは、現役世代から徴収した年金を
高齢者世代の年金として使うという年金の方式です。
そもそも歴史を振り返ると年金制度は
厚生年金は1942年、
国民年金は1961年にスタートしました。
当時は積み立て方式と言って
自分が積み立てた年金を
将来自分が受け取るという内容でした。
ところが
1970代になって
突然に年金の説明が「賦課方式」になって
しまった。という不思議なことが起こったのでした。
採用された理由は不透明なまま
現在は賦課方式で年金制度は成り立っています。
そして、賦課方式の弱点が・・・以下の通りなのです。
超少子高齢化のために現役世代の人数が減少し
長寿のために高齢者が増加すると
現役世代の社会負担が増えてしまうという結果になります。
それがどのように現役世代へと影響を与えるのかと
いいますと
お給料が30万円でも
社会保証料が増えると、手取り額が減ってしまうんですよ~
ということなのです。
2050年には
今の現役世代の負担は2019年現在の
3倍になるといわれています。
年収500万円の人であれば
現在の社会保障料(年金・健康保険など)は
多い人で100万円ぐらいなので
その3倍となると、300万円
収入の60%が社会保障料で徴収されてしまうのです。
でもそれって30年後のことでしょう?と
思われると思いますが
2050年の元旦に今日から社会保障料を今までの3倍
にします!ということではないのですね。
消費税も最初は3%から5%を経て8%そして10%
というように段階を経て増えていきました。
それと同じように、30年という時間の中で
徐々にじわじわと社会保障料の比率が上げられていくことは
想像ができますね!
次回に続く・・・
シンプルノート高崎スタジオ
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