2019.2.19
家を建てても、収納が少なすぎると荷物が収納しきれず、
リビングダイニングに収納家具を置かざるを得なくなり、
またリビングダイニングに荷物が散乱し、
せっかく広くつくったリビングダイニングが
狭苦しくなってしまったり、
また、それでもまだ収納が足りず、
実家に荷物を置かせてもらわざるを得なくなり、
不便な生活を送ることになってしまいます。
ですから、家を建てる時には、
そうならないように収納をつくるようにしなければいけないわけですが、
かといって、ただ単に広くつくればいいわけでもなく、
また、数を多くつくればいいわけでもないのが収納でもあります。
こんにちは!
Simple Takasaki Studio 中村 伸司です。
例えば、一般的な2階建ての家を建てようと思えば、
1階にリビングダイニングキッチンを配置し、
2階に個室を配置することになると思いますが、
このような家の場合、どうしても1階に収納が少なく、
逆に、2階に収納が多くなってしまいます。
リビングダイニングキッチンに1階の多くのスペースが必要になり、
収納をつくるためのスペースがなくなるからです。
そして、2階に多く収納があれば、
一見、充分な収納が取れているような錯覚に陥ってしまうのですが、
2階の収納が多くても、1階に収納が少ないと、
リビングダイニングは間違いなくモノが溢れ、
狭苦しくなってしまいますし、
実際、家を建てた方の多くが、この状態に苦しんでいることでしょう。
乾いた洗濯物や子供たちのものを
いちいち2階にある自分たちの部屋まで持っていくのは、
かなりめんどくさいことですからね(笑)
しかし、これを回避するために、
この広さは維持したまま、さらに1階に収納を付け足すとなると、
あるいはリビングダイニングの狭苦しさは解消されるかもしれませんが、
その分、コストというしわ寄せがやってくることになります。
となれば、日々の生活に余裕がなくなってしまうし、
子供の教育資金の準備も出来なくなるし、
自分たちの老後のための資金だって
準備することが出来なくなってしまいます。
面積が広くなれば、
それに比例して維持管理の手間もかかることになりますしね。
ですから、いかに面積をアップすることなく、
そしてコストをアップすることなく、
必要なだけの収納を必要な箇所に確保することが出来るのか?
また、それに加えて、
いかに常識にとらわれず部屋の配置が出来るのか?
ということが、間取りづくりにおいて
非常に大切な要素となってくるわけです。
そして、もう1つ注意しておきたいのが、
収納のつくり方です。
収納を多くつくろうとした時、
小分けに収納をつくってしまいがちになるのですが、
このようなつくり方をしてしまうと、どこに何を置いたのかを忘れてしまい、
いざ必要な時に、なかなか見つけられずイライラすることになってしまったり、
それでも見つかればいいのですが、見つからなかった場合、買わざるを得なくなり、
無駄な出費を強いられることになってしまいます。
また、小分けに収納をつくると、
コストがかさむ原因にもつながります。
例えば、キッチンの前のスペースを利用して、
そこに造作収納をつくりたいというご要望をたまにお聞きしますが、
この造作収納をつくってしまうと、
これだけで10万円ぐらいのコストがかかることになるし、
それ以上に、造作収納があることで、
ダイニングテーブルをキッチンに引っ付けて置くことが出来なくなり、
リビングダイニングに余分なスペースを確保しなくてはならなくなり、
仮に、それで2帖(=1坪)面積が増えたとしたら、
それだけで50万円以上ものコストがかかることになってしまいます。
また、室内のドア(建具)が増えることも、
コストアップにつながります。
収納を小分けにつくれば、
収納用のドアがそれだけ必要になるということですからね。
例えば、収納用のドアの価格が2万円だとして、
それが小分けで5カ所あれば、
それだけで10万円コストがかかることになるということですね。
ましてや、一般的には、
高さが2mのドアを使っている会社が多いと思いますが、
弊社では、天井付近まで明るさをもたらすため、
また、より室内空間に開放感が感じられるようにするため、
天井高と同じ2m40cmのハイドアを標準にしており、
このドアのコストは、一般のドアの2倍近くしますからね。
ですから、弊社では、無駄に小分けに収納をつくったり、
わざわざコストがかかる造作収納を設置せず、
必要な箇所に、必要な大きさの収納を配置させていただくようにし、
より使いやすく、また同時にコストもカットするようにしているというわけです。
そして、弊社が行なっているサービスが、
収納のスペシャリストと一緒に収納の大きさや
収納の中身を考えていくというサービスです。
現実問題、今まで家を建てられたお施主様も、
収納はたっぷりつくったものの、
打ち合わせ時、どこに何をどのように置いていけばいいのか?
という具体的な使い方に、非常に頭を悩ませていらっしゃいましたし、
おそらく、ほとんどの方が現在手持ちの荷物についてほぼ把握していないでしょうし、
そんな状態で、打ち合わせをしたとしても、
実際、どうしたらいいのかが分からないことと思います。
ですから、今までの経験を踏まえて、
収納については、百戦錬磨のプロと一緒に考えていくようにさせていただきました。
こうさせていただくことで、
あなた1人で頭を悩ませる必要がなくなり、
一緒に考え、整理し、提案してくれるようになるので、
より失敗することなく、効率的に収納をつくることが出来るようになります。
このようにしながら、
無駄にコストをかけず必要最小限のコストで、
ゆったりとした居住スペースと充分な収納をつくることで、
いつまでも使いやすく、暮らしやすい住まいを
つくるようにさせていただいていますので、
もし、あなたがそんな家で暮らしたいな〜と感じられたなら、
ぜひ一度、弊社にお越しいただければと思います。
それでは、、、